続編はあり?『群青戦記 グンジョーセンキ』完結。
あっという間に9月が過ぎました。
この時期は児童館まつりなど行事が満載でブログ更新が滞ってましたが、気を取り直して書いていこうと思います。
愛読していたヤングジャンプで連載されていた『群青戦記 グンジョーセンキ』が完結しましたので、ご紹介させていただきます。
群青戦記 グンジョーセンキ 17 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
- 作者: 笠原真樹
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2017/09/19
- メディア: Kindle版
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安土城の前に校舎ごと高校がタイムスリップ。
戦国自衛隊みたいな設定ですけど、事情もわからず多くの生徒が織田信長と松永弾正が争う真っ只中に飛ばされます。
彼らの前に現れる最初の相手は蜂須賀小六。
センゴクに出てくる、気のいい親父風ではなく、野武士の棟梁のように登場し、問答無用で生徒たちを襲います。
で、面白いのが生徒たちはただの高校生ではなく、全国屈指のスポーツ強豪高ということ。
【戦国武将VS高校生アスリート】がこの漫画のテーマになっている所以です。
それぞれの部活の特性を活かし、戦国時代を生き抜いていきます。
高校生アスリートの戦国サバイバル
未来を知るものがタイムスリップをして史実を変えることに抵抗するといった話はよくありますが、この漫画はそんな葛藤を感じさせません。
先に書いたように蜂須賀小六の姿は正に世紀末戦国時代。
彼だけでなく、他のキャラもかなり飛んでます。
織田信長はクスリでボロボロだし、前田慶次は不死身だし、徳川信康もタガが外れてるしで、常識人が少ない。
そしてよく人が死にます。
ここで!?みたいに、バンバン死んでいきます。
歴史を史実に戻す気ゼロ。
だが、それがいい。
生きて現代に戻ることが目的と割り切った姿勢で、最終的に信長を打倒しラストを迎えるんですが、第一部完になっているけど、どう続くんだろう?というエンディングを迎えます。
部活あるある
ストーリーは置いといて、競技・部活の性格や、戦闘適性などが丁寧に描かれており、「そうだよなー、あるある」って納得するものがあります。
野球部は上下関係厳しく、ポジションごとに決められたことに従うとか、アメフト部は団結力があり守備に強いなど。
群青戦記 コミックセット (ヤングジャンプコミックス) [マーケットプレイスセット]
- 作者: 笠原真樹
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2014/01/17
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作者の笠原先生はこの『群青戦記 グンジョーセンキ』が初連載作品。
またありそうでなかった面白い作品を描いて欲しいです。