スキーのライブ型レッスン。その3.
どうも、コトリです。 ※サブブログからの転載記事です。
『初めてスキーを履く』クラスのレッスンも終盤です。
技術を教えるだけでなく、保護者への気配り、子どもへの目配りが欠かせません。
続きますよー。
目標は『滑って止まる』。
誰にでも解るというのがレッスンの鉄則。
スキーで止まる、いわゆるボーゲンを多くのヒトが『ハの字』とか『板を三角にする』という表現で制動姿勢を伝えますが、3歳だと字がわからなかったり、三角ってナニ?てなことがあります。
またボーゲンを止まってる状態で伝えても、実際に滑ってみるとうまくは出来ません。
「コーチを真似してね」で、とにかく見本を見せた方が伝わります。
いい例だけじゃなく、悪い例も見せるとわかやすい。
どうしても教えることに慣れてたり、テンパったりすると「このくらい解るでしょう」ってなるので気をつけたいところです。
メインとなるスタッフが上で一人ひとりに声がけをしてスタートさせ、一人のサポートスタッフが下でストップの合図を出す。
もう一人サポートスタッフがいればカニ歩きの支えをする、というようにすると待ち時間もなくなり飽きもなくなります。
また場合によっては、ここで班を分けるといった対応もできます。
ただ、この時大切なのは保護者の視点も意識すること。
「うちの子だけ違う」と感じさせないように、それこそ保護者に聞こえるように出来てないことを補い励ますようにします。
まとめ。
私はレッスンを受けてるのは子どもだけじゃなく、保護者も受けていると思ってやっていました。
最後の挨拶も保護者の前に行って「今日やったことわかったかな!?」って。
子どもの笑顔と、保護者の財布は直結じゃないんですよね。
どちらも引き出さないと次がないんです。
「教える」とか「先生」という響きは、自分が相手より上になるような錯覚を生みます。
ですが「これはサービス」という意識で行うと、先生と生徒の関係だけでなく、保護者への働きかけも必要になってくると思います。
そこから出来たのが『ライブ型レッスン』なのでした。
この『ライブ型』って、いろいろな場面で活用できます。
それはまた今度。